共著の書籍が販売開始されました

私が所属しております、一般社団法人不動産ビジネス専門家協会(PREB)が設立10周年を記念して
「築古不動産オーナーの悩みに答える本: ~築古不動産に関わる諸問題を専門家がわかりやすく解説~」という書籍を出版いたしました。

不動産ビジネス専門家協会は、不動産のプロフェッショナルである事業者と、士業等の各種専門家を会員(登録専門家)に擁し、国内の個人・法人の不動産プレイヤー向けのセミナー開催等の支援活動を通じて、不動産ビジネスの活性化及び健全な発展に貢献することを目的として活動している団体です。
今回出版された本の内容は、年を重ねる毎に色々と問題が生じてくるのは人間も不動産も同じで、竣工から30年、40年以上経過した不動産(築古不動産)には様々な問題が出てきます。とりわけ、「老朽化した建物の建替え」と「競争力低下による賃料の下落」の2つが、築古不動産のオーナーにとって非常に悩ましい問題ではないでしょうか。

建替えを行う場合には、入居しているテナントに退去して頂く必要がありますが、借地借家法や弁護士法といった法律上の問題や
税務上の留意点等がありますし、立退きをスムーズに進めるためには実践的なノウハウも必要となります。
また、老朽化に伴う競争力低下への対応においても、借地借家法に基づく賃料増減額請求や不動産鑑定評価基準における継続賃料の
考え方を踏まえつつ、テナントとの良好な関係を維持していく実務的な取り組みが欠かせません。

本書では、一般社団法人不動産ビジネス専門家協会に在籍している登録専門家(士業等の専門家及び不動産ビジネスに携わっている実務家)が、上記2つの問題を中心とした諸テーマで執筆しております。ちなみに私は第2部第3章「最低限知っておきたい継続賃料の基礎知識」を担当させて頂きました。もし、ご興味がございましたらお読みください。

https://www.amazon.co.jp/dp/4868029703